運行管理者
うんこうかんりしゃ
Operation Manager
運行管理者とは「事業用自動車運行の安全を確保する」為に、貨物自動車運送事業法により、トラック運送業者にたいして選任することが義務付けられている管理者のことです。
事業所の車両台数に応じて運行管理者の人数が定められています。
5両未満であっても運行管理者は必ず1名必要となりますが、離島の場合は除外されます。
運行管理者の主な業務内容は、運転者の管理、休憩、睡眠施設の管理、乗務割表の作成、交代要員の配置、過積載の防止、記録等の保存などです。
運行管理者になるためには、年2回(3月、8月)おこなわれている試験に合格する必要があります。
試験を受けるためには1年以上の実務経験、または、国土交通大臣が指定する講習実習機関で基礎講習を受講する必要があります。
難易度はそれほど高くなく、書籍や過去問題による独学でも十分に合格できます。