軽油価格の下落基調が鮮明になってきた。石油情報センターが11日まとめた調査によると、トラックなどに使う軽油の9日時点の給油所店頭価格（全国平均）は前週に比べ0.4円安い1リットル99.9円だった。

6週連続の下落で、100円を割り込むのは約3年9カ月ぶり。景気悪化でトラックの物流需要が落ち込んでいる影響が大きい。

一方、レギュラーガソリンの店頭価格（全国平均）は前週比0.8円高い1リットル111.1円。8週連続で上昇した。灯油は18円安い1缶（18リットル）1166円。